一昨年11月に、江戸開府400年記念行事として行われた「江戸天下祭」が今年も10月29日(土)〜30日(日)に行われました。会場となった丸ビル・東京国際フォーラムや日比谷公園では30日の巡行に参加する山車の展示や物産展など様々なイベントが催されました。
 「江戸天下祭」最大の呼び物は、山車・神輿の巡行です。約6000人が参加し、30日正午に日比谷公園を出発。皇居前広場まで約4時間かけて練り歩きます。江戸木遣り、手古舞などの先導で、神輿9基、山車12基が行進しました。
 この巡行は、江戸時代の「天下祭」を再現するものです。当時、江戸の町を代表する日枝神社(千代田区永田町)の山王祭と、神田明神(同区外神田)の神田祭の祭礼行列が、長年にわたり1年交代で江戸城へ入城しました。将軍も見物したことから「天下祭と呼ばれ、その壮観さは当時の錦絵からもうかがえます。
 それが現代によみがえる今回のイベントは、江戸開府400年の一昨年秋に続き開かれました。文明開化後、市電の電線が張られたことなどで1889年(明治22年)を最後に姿を消した山車の引き回しは、中でも見どころです。
 お囃子の屋台や人形などを飾り、江戸型と呼ばれた豪華な山車の多くは、明治以降、焼失したり地方へ売られたりしました。しかし、その伝統を守った作品は、地元町会や関東近県に保存されており、今回、それらが集結します。千葉県鴨川市や茨城県石岡市の山車はいわば“里帰り”。高さ9mという三層構造の豪快な山車も登場しました。

(読売新聞PR版「江戸天下祭2005」より)
 このレポートは30日に行われた山車・神輿の巡行パレードの様子です。


―その1―

日比谷公園会場入り口

公園内では巡行の準備中

いよいよパレードが始まりました

頭連中に続いて「時代屋」の人力車

後から撮影!いい感じです

続いて神田囃子保存会の底抜け屋台

手古舞・高張提灯と続き

流し踊りが「東京音頭」を踊り通過

糀町囃子連の底抜け屋台

平河町一丁目町会の神輿(2尺3寸)

泉笑會囃子連の底抜け屋台

佐久間町三丁目町会の神輿(2尺3寸)

今年の揃い半纏・代紋が良い感じです

内神田鎌倉町会の神輿(2尺5寸)

神田囃子・諫鼓囃子連の底抜け屋台

外神田万世橋町会の神輿(2尺5寸)

須田町中部町会の女神輿(2尺)

岩本町一丁目町会の神輿(2尺3寸)

神田・柳囃子連の底抜け屋台

神田須田町二丁目町会の神輿(2尺1寸)

神保町地区?の底抜け屋台

神田三崎町町会の神輿(2尺3寸)


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